クリエイト オンラインセミナー
写真家 中村卓哉氏
「プリント出力を意識した水中写真撮影術」

水中写真家として、テレビ、新聞、雑誌などのメディアで活躍されている中村卓哉氏。
美しい水中の世界だけでなく、環境問題をテーマにした作品の発表を続けています。
中村氏は作品発表においてプリントすることの大切さを考えられています。それはどうしてなのか?どのような気持ちで写真を撮り、発表しているのか?数多くの魅力的な水中写真の実例とともに水中写真の表現方法を語っていただきます。

また、中村氏は2024年1月12~18日開催予定の『福岡水中写真塾』の写真展をプロデュースされており、ただいま準備作業の真っ最中でもあります。
写真展をこれからやってみようとお考えの方、どうしたら満足のいく写真展を開催できるかお悩みの方に参考になるお話もたくさん語っていただける予定です。
水中写真ファンの方はもちろんのこと、ジャンルを問わず写真展開催に関心をお持ちのみなさま、ぜひご参加ください。

講師
講師の作品
講師
講師の作品

私が水中写真家としてスタートした当初は、水中カメラに36枚撮りのフィルムを入れて海に潜って作品を撮っていました。
海の中ではフィルム交換はできません。そして海の底には太陽光が届かず、本来の色彩が失われた世界です。
フィルム現像が仕上がるまで、仕上がりすらイメージ出来ませんでした。
現像から上がったスリーブをライトテーブルの上に置いた時のドキドキと感動は今でも忘れません。
時代はデジタルカメラ全盛となり、写真の発表の方法も変化しました。
しかし、スマホやパソコンの画面上で見る自然写真は、その場の空気感が伝わりにくいのです。
水中写真でいえば、海中に漂う浮遊物などは背景に溶け込んで消えてしまいます。
日本の海特有の緑から青に変わる繊細な色のグラデーションも、
モニターの環境によっては南国の海のような鮮やかな青色に再現されます。
しかし、命の溶け込む海の色や無数に漂うプランクトンの存在こそが、自然界が描く命の色彩なのです。
私にとって写真プリントは海中に漂う無数の命を紙の上に再現すること。
それは作品に息吹を注入する大切な作業なのです。


<主なセミナーの内容>
・水中写真を上達させるには?
・光と階調を意識した水中写真表現について
・プリントや写真展を考えたデータの作り方

PROFILE

講師の顔写真

中村卓哉氏プロフィール

水中写真家。
10歳の時に沖縄のケラマ諸島でダイビングと出会い海中世界の虜となる。
海中世界の命のドラマをテーマに、新聞や雑誌に多数の連載をもつ。
ライフワークの沖縄県・辺野古の海へは20年以上撮影で通い、海中の様子を記録し続けている。
最近では、テレビの自然番組や映画の世界などにも活動の幅を広げ、8K動画の撮影にも積極的に取り組んでいる。
第2回日本写真絵本大賞 優秀賞
パプアニューギニアダイビングアンバサダー
公益社団法人 日本写真家協会会員
<主な写真集>
『海の辞典』(雷鳥社)
『わすれたくない海のこと 辺野古・大浦湾の山|川|海』(偕成社)
『パプアニューギニア 海の起源をめぐる旅』(雷鳥社)
『辺野古ー海と森がつなぐ命』(クレヴィス)

https://www.t-nakamura.com/index.html

講師の作品
開催日時
2023年10月31日(火) 19:00~20:30 (15分前から参加可能)
※ZOOMによるオンラインセミナー
参加費
無料
※ただし、クリエイトWebオーダーサービスに会員登録していただいていることを参加資格とさせていただきます。
クリエイトWebオーダーサービスの会員登録は無料です。
クリエイトWebオーダーに会員登録されていない方は、こちらのページから会員登録をお願いいたします。
プリント+加工を注文する または プリントのみを注文する のいずれかをクリックし、 新規会員登録 に進んでください。プリント注文をしていただく必要はありません。)
お申し込み方法
下記のセミナー参加申し込みフォームにお進みください。
※お申し込み締切は2023年10月24日(火)まで

セミナー参加申し込み
お問い合わせ先
クリエイト銀座本店
東京都中央区銀座1丁目2-4 サクセス銀座ファーストビル4F
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営業時間 平日10時30分~19時 土曜日11時~17時
休業日 日曜日・祝日・年末年始
※セミナー当日のお電話でのお問い合わせも19時までとなります。