写真家の声 #15

プリントすることで
吹き込まれる命

小山 光弘氏

写真家の作品

デジタルカメラやiPhoneなどの普及で画面を通して見ることが多くなった写真。
画面で見る写真はモニターの設定や温度、環境光の影響で作者の伝えたい色味とは違っている。

作品とは何か?

作者(撮影者)が感じた空気や色彩、そして臨場感や音、匂いだと思う。
それをダイレクトに伝えてくれたのがクリエイトプリントであった。

そんなプロラボクリエイトとの出会いは2016年の東京中野での個展「追求の刻(とき)」
この個展では自家プリント出力で作品発表をしていた、当時はそれで満足していた。
そんなときに「一度クリエイトプリントで作品を作ってみないか?」と話をもらった。

そのときは正直そんなに変わるのかなぁ・・・と、半信半疑であったのは言うまでもない。

いざ2017年3月、6月と富士フォトギャラリー銀座・大阪で個展開催が決まりプリントを依頼。良い意味で見事に裏切られた・・・。

初めて目にしたクリエイトの銀塩プリントは自分の思い描いていた世界を見事に表現していたのだ。それは作品に命が吹き込まれた瞬間であった。
これこそが自分の伝えたかった、表現したかった物語のある作品であったことは言うまでもない。やはり作品はカタチ(プリント)にしてこそ伝わるものだと再認識した。

そんなクリエイトの銀塩プリントは色表現ももちろんだが、作者の作品イメージに合わせて、出力ペーパーもいくつか種類があるのが嬉しい。

今回、私のチョイスしたのはマットプリント、アルポリック、地だしを選択。見事に絵のような物語を表現した作品が仕上がった。

この感動を是非みんなにも体験してもらいたい。

写真家の作品
写真家の作品
PROFILE

写真家の顔写真

小山 光弘(こやま みつひろ)閃光フォトグラファー

1976年 長野県飯田市生まれ・在住。印刷デザイン・スタジオ・ブライダル撮影を経験。現在もブライダル撮影をする。撮影ジャンルは多種多様。
ストロボやLEDライトの閃光を活かし「閃光グラフィー」なる作風で日常と非日常の境を写真表現する。
一見、多重撮影や合成などをした作品に見えるものもあるが、一切していない。RAW現像もしないJPEGのみのワンシャッターにこだわって作品づくりをしている。

2016年
東京中野・阿智村・飯田市・木曽上松で個展「追求の刻(とき)」開催
「ストロボを活かした風景撮影」講演。各カメラ雑誌で写真・解説

2017年
CP+イメージビジョンブースで「ストロボの活用術」セミナー
富士フォトギャラリー銀座・大阪・浪合ミュー自然美術館で
個展「Sylph(シルフ)」開催。各カメラ雑誌で写真・解説
初めてのストロボ初級セミナー開催

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