写真家の声 #31
「写真展が教えてくれた『創造(クリエイト)する』ということ」
藤田 紀久雄氏
-なぜクリエイトなのか-
巷に数多存在するプリントサービスの中で、私がクリエイトを選ぶ理由。
それは、私が写真を通して表現したい世界を限りなく純粋に写し出すことができるから。それが最大の理由です。
写真を展示するには、撮影→編集→出力のプロセスを経ることになりますが、そのプロセスの随所に「自分が見た世界」との乖離(色やコントラストのズレ等)が生まれる可能性が潜んでいます。
しかし、クリエイトが手掛ける銀塩プリントではその乖離が限りなく抑えられているように感じます。
さらに、完成した作品は時に私の想像を超えることすらあります。
それは、富士フイルムのプロラボとしての技術力や経験値はもちろんですが、何より私達フォトグラファーに寄り添った作品作りへの情熱がなせる業だと思います。
色校正で細部に至るリクエストに応えてくれるのはもちろん、面種や仕上げの柔軟な対応や、突然湧いたアイディアにも全力で応えようと尽力してくれる。
この情熱こそが、「私が表現したい世界」を私自身の想像をも超えるクオリティでアウトプットしてくれたのだと感じています。
-写真展におけるクリエイトというエッセンス-
今回〝森ヒロコ・スタシス記念 小樽バザールヴィタ美術館〟展示の中で最も大きなプリントとして、A0サイズのクリスタルプリントを選択しました。
A0サイズの圧倒的な迫力と、手を伸ばせば触れられると錯覚するほどに細部まで立体感が感じられる。
相対した人の目の前に広がる「もう一つの世界」を感じさせる体験は、クリスタルプリントならではのものではないでしょうか。
また、北海道の風景・動物各5枚をA2サイズのマットプリント+木製パネルで統一して展示しました。
マットプリントの特徴である光の反射を抑えた質感は、手前から奥へと向かう立体感が忠実に再現していて、雑念を伴わず写真に没入できる雰囲気を生み出してくれました。
2人が選んだプリントの違いは、それぞれの世界観の「奥行き」を生み出し、写真展という空間の「厚み」を造りあげてくれました。
結果として、プリントのクオリティが写真展のクオリティに直結することを改めて実感することになりました。
-写真展の先に見えたもの-
写真展で自分の作品の感想を来場者から直接聞くのは、何にも代えがたい貴重な経験だと感じますし、なにより作品を生み出し続けていくためのかけがえのない羅針盤になってくれます。
「このままでいいんだろうか...」「こんな写真は喜ばれないんじゃないか...」
そんな自問自答を払拭するように、「自分の感性を信じていいんだ」「自分にしか表現できない世界を目指せばいいんだ」そんな風にそっと背中を押してくれる道しるべになってくれるのが、写真展の経験なんだと感じました。
このことがわかっただけでも、写真展を開催してよかったと、私は胸を張って言えます。
-あなたにも「クリエイト」という選択肢を-
なぜ写真を撮るんだろう?
〝心が動いた光景を誰かに伝えたい〟
〝大切な思い出を残したい〟
〝自分の内面を表現したい〟
そしてその問いには十人十色の答えがあり、そしてその全てに最適なプリントがクリエイトには用意されています。
写真展だけではなく、自宅に飾って日常にささやかな彩りを加えたり、大切な人とのかけがえのない思い出を贈りあったり。
あなたの愛おしい記憶をいつまでも美しいままの記録に。
「クリエイトにしてよかった。」
今回写真展を開催し、そう感じたからこそ、プリントを考えているすべての人に自信をもってお薦めしたいです。


藤田 紀久雄(ふじた きくお)
1990年、北海道生まれ北海道育ち。
2018年、趣味のドライブの途中で見かける何気ない風景を記録に残したいと思いカメラを手に取る。
以降、写真の持つ「一瞬の感動を永遠に残す」ことの魅力にのめり込み、次第に撮影の目的が「記録」から「自己表現」へと変わっていく。
気がつけば、まだ見ぬ心震える瞬間を追い求め、年間地球一周分の距離を移動する日々を送るように。
既視感のない作品を目指し、独自の感性や被写体へのアプローチを軸に、デジタルならではの表現技法を取り入れた作品作りに取り組んでいる。
現在は道内各地の国立公園をメインに、風景・星景・野生動物といった自然が紡ぐ美しい瞬間を追いかけている。
Instagram:
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