写真家の声 #19

「写真のちから」

柄木 孝志氏

私の地元・鳥取。
その写真の聖地ともなる植田正治写真美術館より大規模な写真展のオファーをいただいた際、一つだけ条件を出させていただきました。
それが、プロラボ・クリエイトによるプリントで展示すること。
私自身、東京の展示の際、これまでも利用させていただいており、そのクオリティから全幅の信頼のおいていたこともあり、自分にとっても大きな舞台でもあるこの写真展で指名によりお願いをさせていただきました。

まず写真家が求める色、質感に非常に忠実である点。
そして、サンプル送付、色校正等、写真家の疑問・不安等を軽減するサービス、サポートが徹底されている点。
特にクオリティに関しては驚くほどの再現性で、自らの写真をよさを最大限に引き出したプリントにはいつも唸るほどの驚きを与えてくれます。
私自身、今回はクリスタルでプリントしましたが、浮き出るような立体感で、まさに3D を観ているかのような仕上がりに驚きましたし、基本、動きのある風景写真を常に撮りたいと考えているので、このプリントは私にとっての理想でした。

どうしても、プリントの場合、その機材等に注目がいきがちですが、私的な好みを理解し、その色を忠実に再現する技師さんの感覚、技術にも非常に尊敬の念の抱いており、改めてチームとしての、企業としての信頼性、安心感をもてるところがクリエイトの素晴らしいところだと考えています。

写真家の作品
写真家の作品
PROFILE

写真家の顔写真

柄木孝志(からき たかし)

写真家/地域活性プロデューサー

スポーツインストラクターを経験ののち、雑誌編集者も経て、15年前に大阪府より鳥取県へIターン。

ホームページの製作に携わる一方、NPO大山中海観光推進機構(大山王国)にて、本格的な地域活性化事業に従事する。

特に、鳥取県が誇る名峰・大山(だいせん)を主に、地元山陰地方の風景を切り撮るなど、写真活動において、夜明けや深夜、夕景などこれまでに観ることのなかった時間を多く切り撮ることで新たな地元の美しさが注目され、各自治体のポスター、HP、観光ツールなどに使用されるようになる。

代表作の一枚が40万人のファンを抱えるSNS最大のフォトコミュニティサイト「東京カメラ部」上にて、約10万作品の中からの10選に選ばれ、以後毎年東京・渋谷にて合同個展「東京カメラ部写真展」に参加。

日本最大のご当地バーガーの祭典「とっとりバーガーフェスタ」、クリエーターによる街づくりを担う「山陰sacca」では「お盆の大献灯」を企画。近年は北海道から沖縄まで、全国10以上の自治体にて地域活性化、観光コーディネートのアドバイザーとしても活躍。
“撮影における座右の銘は「写真は心を写すもの」”

2013年秋
・1st.写真集「瞬~matataku~」を出版
2014年3月
・ロシア・ウラジオストック、ハバロフスク、中国・上海などで写真展を開催。
2017年
・CANON×Discover Japanによる日本の美しい村「Amazing Village」に写真家として参加。明地峠の雲海写真が、日本政府観光局の日本の12枚に選ばれる。
・石破茂 元地方創生担当大臣とのトークショー
2018年
・JR西日本の広報媒体を担当し、山陰ディスネーションキャンペーンではキービジュアルのカメラマンとして、ポスター・看板等の撮影を担当。
・平井伸治鳥取県知事とのトークショー
2018年8月 第二弾写真集「24Hours」を発刊
2018年9月 植田正治写真美術館にて初の大規模な個展「大山24hours 柄木孝志写真展」を開催。