展示作品制作のヒント

写真展開催経験が少ない方は、展示作品をどう作ればいいかわからないことも多いでしょう。
最も迷うことが多い「プリント面種」と「額装・パネル加工」について、
また、いつまでに注文すればいいか、について解説します。

プリント面種

クリエイトのプリントは、フジカラープロフェッショナルペーパーを使用した銀塩プリント。7種類の面種をご用意しています。

おすすめ

グロッシー
（MAXIMAグロッシー）

広く使われる標準的なペーパーです。光沢感があり、あらゆる絵柄に合います。
また「MAXIMA」は暗部の階調再現と色の再現域が広がり、写真展用途にふさわしい設計がされています。

マット
（MAXIMAマット）

光の反射を抑え、落ちついた仕上がりになります。柔らかなイメージのポートレート、風景、花などに向いています。モノクロ作品との相性も良いです。

クリスタル

反射率が高い超光沢ペーパーで、初めて目にする人も多く、強いインパクトがあります。キラキラ感のある風景、金属感・みずみずしさなど輝きのある作品に向いています。

全面種の見本帳をご用意しております。
ご注文は、写真展制作申し込みフォームの備考欄に「面種見本帳希望」とご記入をお願いします。
宅急便コレクトでお届けいたします（1冊1,650円、送料・代引き手数料込み）。
本番制作10万円（税込）以上のご注文をいただければ、
その際に面種見本帳代金全額を値引き対応いたします。

検討したい面種や迷っている面種があれば、ご自身の代表的な絵柄を選んで、
テストプリントしてみることをオススメします。こだわりのある色や階調（色のつながり）が、
その面種でどう表現されるか、どんな見映えになるかは、やはりご自身の作品で確かめることが一番です。
写真展制作申し込みフォームで「テストプリント」をお申し込みいただくことが可能です（有料）。

額装・パネル加工

クリエイトでは多種多様な額装・パネル加工をワンストップでご提供しています。

おすすめ

マットパネル

高級感がありながらリーズナブルで、額装のような雰囲気を演出します。好みのマット色を使用することで個性的なパネルの制作もできます。

アルポリック

平滑性が良く、高級感溢れる仕上がりになります。作品のサイズより下地を大きくすることで（地出し）、額縁のように見せることもできます。クリスタルプリントにマッチします。

フォトアクリル

アクリルがプリント表面を保護するため、耐久性、耐光性に優れ、平面性を保つ効果もあるので長期間の展示や販売向けの作品などに利用されます。

ご注文のタイミング（スケジュール）

作品の制作に要する期間は正式ご注文後、最短で2週間ほどですが、ギリギリで注文すると思わぬトラブルが発生した時に調整がとれなくなります。
「写真展開催日の2ヶ月前にご注文完了（データ入稿、ご注文内容確定）」をクリエイトではおすすめしています。
もちろん2ヶ月を切ってからのご注文でも不可能ではありませんので、安心してご相談ください。